友人

子供が小学校4年と2年の時に台湾に結構長く旅行した。台湾縦断  それが子供達の初めての海外旅行。少し知ってたテニ友の台湾から嫁いできたRさんとやっぱり少し知ってたテニ友FさんとFさんの二人の息子 どうしてそんなに親しくないのに突然参加することになったかは あまり覚えていない。多分夫はその頃海外視察と称してめっちゃ行ってたから自分も行くぞ!と思ったのかも。Rさんがいれば心強いし(お里帰りを兼ねている)Fさんも子供連れだし・・と思ったのかな・・・Fさんの子供は中1と小4

子供達は中1の兄をみんなで兄ちゃん兄ちゃんと呼んでまとわり付いた。ずっとずっと4人で笑ってた。うちの子は 兄ちゃんはめっちゃ大きくて天才と言ってた。観光なんてあまり興味が無い(まあそうだろう)ずっとトランプしてた。超仲良くなりそこからググッと親しくなった。ディズニーランドにも横浜にも行ったなあ。家族でテニスしてご飯して宴会して お花見して Fさんの人柄に惹かれ 私に何かあった時 親でもなく姉妹でも親戚でも無い彼女にうちの子供見てやってと頼みたいくらい甘えて信頼してきた。子供達の笑ってる顔見てるのが1番の幸せと言ってた。ふ〜〜〜んとその頃の私は思ったんだ。私も子供はとっても大切で大好きだったけれどいつも笑ってるのを見てるしそんな事を思ったこと無かった。それを聞いてから幸せを実感するようになった。
5年くらいべったり満に付き合い子供達も大きくなりふつうの友人としてのお付き合いになっていた。

そして彼女が病気になった。
誰にも知られたくないと泣く。誰にも会いたくないと泣く。手を握っててと泣く。話ししないけどいててと言う。これして、あれしてと言うけれど手を離さないでと言う。


ずっとずっと握っててあげるよ。



彼女は賢く勉強家で何でも1人でやってきたけれど ホントは甘えたさんで泣き虫さんで だけどずっと頑張ってたんだ。子供達が離れてからの寂しさも1人で耐えてきたんだ。
夫婦っていろんな形があるけれど彼女は夫に求めることをとっくにあきらめていたんだろうなあ。萌根はさすがの準ちゃんも・・・なんて言ってたけれど でもやっぱり夫婦の形は様々で他人にはわからない。退院したら1人で住みたいと言う。夫婦って何やろう。



彼女はもうすぐ復活します。きっと大丈夫絶対に大丈夫だよ。二人で温泉行こ!!!